大人の正しいお酒の飲み方とは
まず片手に杯を持つ。
そして酒の香りを嗅ぎ、酒の匂いが、鼻の芯にずーっと染み通った頃…
おもむろに一口飲む。
「さあ、お酒が入っていきますよー」ということを、五臓六腑に知らせるんだ。
そして、突き出しのアテを舌の上にちょこっと載せる。
これで酒の味がぐーんと良くなるんだ。
それから、ちびり、ちびり…
だんだん酒の酔いが体に染み通っていく…
かけっこしてきた奴がサイダー飲むみたいにガーッと飲んじゃ胃袋が驚くよ?
これは映画「男はつらいよ ぼくの叔父さん」のワンシーン。
浅草のどじょう屋さんで、未成年である満男君がお酒を 一口で飲み干し、咳き込んじゃって…
寅さんがこんな大人のお酒の飲み方を教えるシーンなのである。
この後、寅さんはお金を持っておらず、タクシーで家に帰ってきて、さくらさんや皆に…と毎度お約束の騒動w
これは観てのお楽しみw
この飲み方を伝授するシーンの寅さんがカッコ良くてたまらない。
粋で素敵な大人に見える寅さんなのである。
あと、
「お姉ちゃん、キレイだね。」
こうやって店員さんにお世辞を言っとくと、あとでサービスが良くなるから、この言葉もお忘れなく。
これも、大人の正しい飲み方である。